皆様、いかがお過ごしですか?
パンダ32でございます。
独り身に秋風がこたえる今日この頃。
気がつけば年末の一大イベント、クリスマスももうじき……。
そこで今回は
私がクリスマスイブを一緒に過ごしたい男性
を語ってみようと思います。(*^-^*)

 画像をポイントすると説明文が表示されます 


その名誉ある(誰よ、「気の毒な」とか言ってるのは!)男性の名は、
じゃじゃ〜ん、犬飼小次郎兄さんです!
キャー、言っちゃったヨ、恥ずい〜(/o\)
今年パ・リーグ優勝、V2を達成した福岡ダイエー・ホークスのエース、
鳴門(なると)の牙』と異名をとる、
背番号01※註1犬飼小次郎投手です。


突然ですが、
パンダ32の「2000年・日本シリーズ回顧録」。doka28
ダイエー2勝しちゃいました\(^.^)/やったね!
頑張れ、小次郎兄さん、日本一になって、私をご褒美旅行に連れてって!
って喜んどったら第三戦は惨敗。口惜しいのお〜(;^_^A
んで第四戦も負けたんかい!
おいおい、ご愛嬌もここまでよ、第五戦はマジに勝って頂戴な。
それがまさかの3連敗!(-_-#) ピクピク
どうなっとるんじゃ、しっかりせんかい、われえ!
高知の女子をなめたらいかんぜよ!(▼▼メ)
……えへへ、失礼致しました。
最近脅しかける癖が。ああはしたない(/o\)
大体、いつのまに「高知のおなご」になったのやら。
あっ、小次郎兄さんは、四国・高知県の出身です。

そして正念場の第六戦、どわああ〜っ、巨人打線ばくはつ
ダイエー撃沈、ぶくぶくぶく……


はあ〜っ(-.-)y-~~~
気を取り直して、小次郎兄さんについてご存知ない方々の為に。
小次郎兄さんはなぜ「兄さん」かと言うと、
犬飼3兄弟
(八木沢三姉妹みたいね※註2)の長男だからです。
次男・武蔵は阪神タイガースの内野手、
三男・知三郎は西武ライオンズの投手、として活躍しています。
知三郎の女房役は、あの
甲子園5季連続出場、優勝4回の常勝・明訓高校にあって、
通算打率7割5分を誇る、
ドカベン」こと山田太郎であります。
(以上のデータは豊福きこう著『ドカベン、打率7割5分の苦闘』1999年ネスコ・文藝春秋刊を参照致しました)
もうおわかりですね。
小次郎兄さんに会いたい方は水島新司先生の『ドカベン』『大甲子園
そして今連載中の『ドカベン・プロ野球編』をご覧下さい!

※註1:南海ホークス時代は背番号0でした。
(『ドカベン』少年チャンピオンコミックス第40巻・秋田書店刊参照)
ちなみに宿命のライバル・土井垣将の日本ハム・ファイターズ入団時の背番号も0でした。
※註2:浦野千賀子著『アタックbP』のキャラです、念の為。



突然「蛇足」コーナー
ここでちょっと蛇足。
第一回で採り上げた望月三起也先生と水島新司先生。
何のつながりもなさそうですが、実は合作(?)のようなことをされていました。
望月先生の『秘密探偵JA』の「ミサイル事件」冒頭の下町シーンと
そこに登場する親子を水島先生が描かれています。
当時、水島先生も「週刊少年キング」に『下町のサムライ』を連載中でした。
絵柄は現在とはだいぶ違いますので悪しからず。
このあたりの顛末は大都社刊・スターコミックス版『JA』第10巻、
及び集英社刊・ホーム社漫画文庫版『JA』第8巻に記載されています。

ちなみに『下町のサムライ』は
水島作品としては珍しく少年サッカーチームを題材としたもの。
水島先生が「ボッツ」という草野球チームを持っていることは有名ですが、
望月先生は無類のサッカー好きで「ザ・ミイラ」というチームを持っています。

『ワイルド7』ヒットコミックス版は全48巻完結ですが
『ドカベン』チャンピオンコミックス版も全48巻です。
2作品を本棚に並べると……圧巻です!
(地震が来たら危ないです、(( ( (ヽ(;^^)/ 逃げろ〜)
いや、これは単なる偶然の一致ですがね。

実は『ワイルド7』に水島先生らしき人物が登場されています!

こ、これはすごい発見だわ(*`▽´*)
(この情報は『ぴかマスター』はんぞー様より頂きました。
はんぞー様、ありがとう!言われてみれば確かに水島先生そのひとよおっ)

「バイク騎士事件・後編」32〜39ページにかけて登場する
水島総合病院」の「水島先生」がそれです。
その姿は『下町のサムライ』に登場する水島先生ご自身とよく似ています。
この場面、結構重要な種明かしシーンです。
種を与えたのは「水島先生」じゃなくて「夏江医院」の「夏江先生」ですが。
(少年画報社刊『ワイルド7』ヒットコミックス版・第4巻参照)

『俺の新選組』には「水島信次」ってのがありましたが……。
(少年画報社刊『俺の新選組』ヒットコミックス版・第2巻参照)

この「蛇足」コーナー、次回以降もできるだけ見つけて盛り込んでいこうと思います。
「○○つながり」で最後に「友達の輪」(古いですね)ができれば万々歳。
うまくいかなければ……忘れて下さい!(*^^*)


(以下に記載する単行本の巻数で特に明記されていないものは
すべて秋田書店刊・チャンピオンコミックス版『ドカベン』のものです。)


ドカベン』という作品そのものをいつ知ったか確かな記憶はありませんが、
小次郎兄さんとの出会いは覚えています。doka15
当時私は女子校に通う純真可憐な中学2年生でした。
ある日の休み時間、
親友のSちゃんが熱心に読んでいたのが『ドカベン』第15巻でした。
私:「Sちゃん、それおもしろいの?」
Sちゃん:「おもしろいよ、それにね、この人がかっこいいの!」
と言って教えてくれたのが小次郎兄さんでありました。
Sちゃん、感謝!
Sちゃんは今や2児の母です。
「微笑三太郎」似の笑顔のステキな旦那様がいます。羨ましいのお〜

明訓高校初出場の夏の甲子園大会、その準決勝の対戦相手が
犬飼小次郎兄さん率いる(監督不在、おまけに部長先生もいないらしく
監督兼任です、かっくい〜)土佐丸高校なのです。

土佐丸の地元の人々の会話。
漁師A:「土佐丸がんばってるじゃねえか」
漁師B:「血の気の多い土佐丸のことだから
 もめごと起こして出場停止喰らうと思ったが
 なかなかまじめにやってるじゃないか」
サラリーマン:「まあしかしこの先はわかんないぜ、
 なにせ土佐犬のような9人だからな」
そして場面変わって甲子園準々決勝・岩手七vs.土佐丸、九回表二死、
マウンド上は犬飼小次郎兄さん、
投げました、キャッチボール投法
バッター打った、「くそ〜」カキーン!
アナウンサー:「大きいぞ大きいぞ、(中略)同点ホームランになるか!?」
観客:「ワー、ワー」
アナウンサー:「しかし犬飼くんは既に終了の挨拶にホームベースへ来ています。
 とったとりました。打球にもうひとつのびがない。
 試合終了 8対7!!
 またまた1点差で土佐丸高校が勝ちました、ベスト4進出です!!」
(第15巻より抜粋)

この、「既に終了の挨拶に来て」るってとこが、
ちょっと、小次郎兄さん、カッコよ過ぎよ〜(*^▽^*)
帽子の下から覗く鋭い眼光、ちょっと長めのもみ上げ、
顔面横線入りのストイックなお顔、
加えて足長、長身!
なな、なんてイイ男なんじゃあ〜(*`▽´*)

そしてさらに準決勝の組み合わせ抽選会の場面。
第二試合で明訓との対戦が決定、
握手を求める爽やかスポーツマン・土居垣主将
それを無視(思いっきり無視!)して球場を去る小次郎兄さん。
顔面横線入りの厳しいお顔。
いやん、またまたなんてカッコいいの(/o\)
この土井垣将とはその後も何かと比較される宿命のライバルとなります。

その準決勝当日、試合開始前、係員からシートノックを始めるよう言われて

小次郎兄さん:「ノックはけっこうです。うちの時間分明訓にあげますよ」
(第15巻より抜粋)

どうもね、練習、嫌いらしいです、昼間の練習は。
(「夜の練習」については後述します。)
一回の表、土佐丸の攻撃。
簡単にスリーアウトをとってベンチへ戻るキャッチャー・山田太郎の独白。

山田太郎:「(冒頭略)あの三人は明らかに球道を見極めるためだけの打者だった。
 それが証拠にネクストバッターサークルの犬飼はバットを持たず
 グローブを持って入っていた

 つまり自分のところへはまわってこないからだ。球道を見極めたそのあとにくるものは……
 ベールに包まれた土佐丸野球だ。そしてその前にどんな投球を見せるか」
(第15巻より)

太郎ちゃん、よく出来ました!(拍手〜)(^-^)v
小次郎兄さん、いちいちやることがにくいよ、この!
そうそう、小次郎兄さんはエースで4番です。

山田太郎:「犬飼小次郎は過去三試合(打率)八割だ、そのうちホームラン3本
(第15巻より)


もう言う事なし!
果たして土佐丸野球とは!?そして小次郎兄さんのピッチングは!?
いやがうえにも高まる期待o(^o^)oわくわく
しかし、1番バッター、男・岩鬼に対しては相変わらずのキャッチボール投法。
う〜む、小次郎兄さん、相当余裕ね、いいわいいわ。

このあと土佐丸は守備面で機動力を見せたり、
塁に出た太郎ちゃんを小次郎兄さんがあざやかな牽制技でさしたりと
「タダものではない」ところを見せてくれます。

山田太郎:「いよいよ始まったな……ついにやりだしたぞ土佐丸野球
(第15巻より)

んんっ?('_'?) 太郎ちゃん、それはちと早まり過ぎとらん?
私には何がそんなに「土佐丸野球」なのかわかりませんが。
どこがどう、そうなのさ?
本当になにかが始まりそうになったのはだいぶあとの四回表。
(この間、小次郎兄さんも打席に立ったはずだけど、得点なく2対0、明訓リードのまま)

ナレーション:「山田を迎えた4回表、山田の予想通りこの回を境に
 恐るべき土佐丸野球が 始まろうとは!!
 甲子園球場を
に染めようとは!!」
(第15巻より)

出た、!私の好きな「」が!!
早く見せてよ「」を!(*`▽´*)わくわく
あれえ、これ『アストロ球団』だっけ?
などと突っ込まないようにね!(*^^*)

ちなみに『アストロ球団』は昭和47年(1972年)〜昭和51年(1976年)まで週刊少年ジャンプに、
一方『ドカベン』は同じく昭和47年から昭和56年(1981年)までの9年間、週刊少年チャンピオンに
連載されました。

皆様、ここからですよ、
ここ(第15巻・108ページ)からが「鳴門の牙」の本領発揮ですから!

マウンド上、不適な笑い(帽子のひさしから片目だけ覗いてる、水島先生お得意の構図)
浮かべる小次郎兄さん。
山田太郎:「むっ、違う!今までの犬飼の目とは違う」
小次郎兄さん、投球フォームに入ります。
アナウンサー:「さあ、犬飼くん、例によってキャッチボール……」
kojiro2ズザアア」と高く上がる右足!
アナウンサー:「いや、キャッチボール投法ではありません」
山田太郎:「(心の叫び)出たな!!これが、これが真の犬飼の姿だ!!
ガバアアア」と、右足大きく踏み込んで左腕から繰り出される剛速球
山田太郎、しかし、これをミート、「バキイッ」、折れるバット!
大観衆:「あああ〜ああ」
サチ子(太郎ちゃんの妹ね):「ひえ〜」
アナウンサー:「も、ものすごい豪(剛)速球です!!まさかこんなすごいタマを投げるとは」
マウンドから山田太郎を見据える小次郎兄さん。
折れたバットを握ったまま固まっている山田太郎。
アナウンサー:「山田くんのバットにまるで牙をむいてかみつくような
 おそろしい剛速球投手です!!」
ベンチの明訓ナイン・土井垣主将:「かみつく…」里中クン「牙!!
山田太郎:「これだ、やはりこのことからきた異名なのだ、鳴門の牙は!!」
(第15巻より)

ここのくだりはホントにカッコいいです。(*`▽´*)
カッコいい」という言葉が如何に陳腐であろうと、カッコいい以外の何者でもありません。
この最後の「鳴門の牙は!!」というセリフがかぶってるコマの
(片目覗きの構図で)暗い目をした小次郎兄さん、ド迫力。
視線で殺せます、十分(*^▽^*)殺されたひと約一名!
なぜ彼がそんなに浮かない顔をしているかと言えば、
「今大会bPのミート男(小次郎兄さん談)」山田太郎に自分のタマを当てられたことが
許せなかったからなのです。

小次郎兄さん:「俺は打たせん、ひとりとして!!」
第二球投げました、
ストライクはとったものの、またしてもバットにかする山田太郎、さあすが主人公!
小次郎兄さん:「またかすった、こいつめ」
そして渾身の剛速球で3球目は文句なしのストライク、見事、山田太郎をを仕留めたのでした。

これが、小次郎兄さんと山田太郎との真っ向勝負の第一回であります。
小次郎兄さんの勝利です。やったね!
ちょっと前に戻りますが、この「ガバアアア」は水島先生のお得意です。
ピッチャーが振りかぶるシーンでは必ずこの効果音が入ります。
これがまた妙にお気に入りだったりします。(*^▽^*)
まあ『アストロ』に比べたらね、おとなしいもんですが。
何せ「グアバシュ」「ドアバシュ」「グアバアーッ」ですからね。
「グアバアーッ」はちょっと似てますね。
あっ、「ザブアーン」ってのもありますね。波じゃないんだからさ……。


そして、その全貌(?)を現す「土佐丸野球」!
六回表、一死から8番梶田がセーフティーバントで出塁すると、
9番大河がバットで山田太郎をド突くわ、(何気に2回もやっとる。根性あるのお)
梶田が秘打男・殿馬をスライディングで吹っ飛ばす(結果 、流血!ふふふ)
梶田、さらに男・岩鬼にもスライディング攻撃を敢行(飛び散る血!)するわ、
しかし、これは岩鬼の返り討ちにあって脚(?)を骨折するわ、(やるのお、岩鬼!)
岩鬼はさらに巨漢・武蔵の体当たり喰らって鼻血出すわ(また流血だわ)
続いて太郎ちゃんもニーキックかまされるわ……
傍目からは「ラフプレー」の連続、なんともはや荒っぽい試合展開となります。
しかし、太郎ちゃんの「死んだふり」作戦が功を奏し、結果 無得点。
(太郎ちゃん、やっぱり曲者ね)
いやはや「土佐丸野球」って一体?

その裏、明訓の攻撃、打席には9番ピッチャー里中クン、(黄色い声援が聞こえるわ!)
再びキャッチボール投法に切り替えた小次郎兄さん(なぜ?)
里中クン、センター前ヒット、これをセンター・武蔵が後逸(わざと、らしい)
里中クン、一気に三塁へ向かう、
武蔵:「(ニヤリと)三塁送球の線上に里中が入ったぜ」※註3
うおおお、という雄叫びと共に三塁へ送球する武蔵、
太郎:「あぶな〜い、里中〜すべるんだァ!!」
驚いて首をすくめる里中クン、しかしボールは後頭部を直撃!(黄色い悲鳴が!)
しかし、健気にもホームを狙う里中クン、果敢にヘッドスライディング、セーフ!
明訓は貴重な3点目をあげたのでした。
口惜しがる武蔵:「くそ〜、あ、あの山田の声がなけりゃ……
 あの声で里中は命中のところ
 かすっただけに終わっちまったんだ」
(第15巻より)

いや、私には十分「命中」してるように見えますがね、武蔵クン。
この瞬間、犬飼武蔵クンは全国何万(?)人の里中クン親衛隊を敵に回したわけでした。
夜道には気をつけよう!
※註3: アニメ『ドカベン』ではこのシーンをもっと意図的なものとして演出しています。
(第47話「危ない里中! 足からすべれ」より)

岩鬼が里中クンに、どうせ三振するなら打って三振しろ、と声をかけると、
小次郎兄さん:「(心の声)打てばこっちのもんだぜ、里中」
そして武蔵に声をかけます。
武蔵:「
わかったぜ、あにやん(心の声)例のやつをやる気だな
小次郎兄さん、里中クンに対し「キャッチボール投法」に切り替えます。
里中クンが打つと小次郎兄さん:「ふふふ、かかったな
そして武蔵(ボールをトンネルして):「エラーに見せかけて」
里中クンめがけて送球、「
死ね、里中〜っ!
・・・ああ、これじゃ剃刀送られようが「夜討ち」されようが文句言えないねえ、犬飼兄弟。
死ね」って、ああた、それはちとヤバいでしょう〜(;^_^A

ともかく、このケガは後々まで里中クンにたたります。
こうして3対0、明訓リードで迎えた8回表、バッターは4番・小次郎兄さん(りりしいお顔だわ)
里中クンの第一球を豪快に場外ホームラン、やったね!これで2点差。
続いて5番・キャッチャー鬼島がミートと同時にバット投げ攻撃※註4
6番レフト・丹座が「アーチスト・プレイ※註5で見せてくれます。
ツーアウト、ランナー一塁!
小次郎兄さん:「よ〜し、攻撃続行だ、いけ〜、里中を、明訓をぶちのめすんだ!!」
この檄(げき)にこたえて武蔵、落ちるタマをパワーで(今は亡き)ラッキーゾーンへ。
ついに土佐丸同点へ!
8回裏を三者三振に切ってとった小次郎兄さん、
迎える9回表の攻撃、ここで新たな作戦を指示。
小次郎兄さん:「いいか、ひとりでも出たらいくぜ、必殺”嵐”作戦を!!」
(第16巻より)

※註4:ボールをミートすると同時にバットも投げる攻撃は、
最近では「目黒川高校野球部」の淡口クンがやってました。
(森田まさのり著『ROOKIES』ジャンプコミックス第11巻・集英社刊)
きっと『ドカベン』読んで勉強したのでせう!
※註5:ランナーを生かす為に、敵の送球を顔面で受ける、という
良い子は絶対真似しちゃいけないワザ!(一種の守備妨害ですな)
走りながら首を小刻みに振り、ボールが当たる時にはヘルメットのマウスカバーが
顔の正面に来るようにする。
これを会得する為に丹座クンは右目を失ったそうです。
おお、コワ!
てゆ〜か、んなこと練習すんならバッティング磨いた方がいいんでない?
それに、そもそも、自分が塁に出てたんだから、

次のランナー生かす為に自分がアウトになってどうすんの、ああた?
余談ですが、この丹座クンが、小次郎兄さんの次に整った顔してますね、隻眼だけど。
その他の部員は……さあ先へ進みましょ!(;^_^A
kojiro11

ついに来たか、「嵐」作戦
」というのは小次郎兄さんが飼っている土佐犬です。
闘犬です。それも「横綱」犬です。

小次郎兄さんは今大会に出場するにあたり嵐を同伴しています。
(「同伴」て奥さんみたいね)

そして開会式前夜、部員を引き連れ「最後の仕上げ」をする……。

小次郎兄さん:「いいか、今年は必ず四国が……
 いやこの高知代表土佐丸高校が優勝旗を持ち帰る。
 そのためにも野球のこわさを、真剣プレーの恐ろしさを
 知らしめてやるんだ。
 汗と泥にまみれた高校球児……そんな時代はもう終わった。
 今は命を賭けたで洗う死闘だ!!
(第13巻より)
(原文のまま。「血で血を洗う」なんでしょう、きっと!)

これが「昼間の練習」が嫌いな(?)土佐丸高校の「夜の練習」です。
このあたりの小次郎兄さん、里中クンばりに睫毛が長くて
(『野球狂の詩』の国立さん的、と言うべきか)お目目ぱっちりの美形です。
満月を背負って、嵐の引き綱を「ビーン」としごく姿、いかしてます。(何だか鞭みたく見えるんですけど)
そしていよいよ「最後の仕上げ」……途端に怯える部員達。
それもそのはず、「最後の仕上げ」とは、
嵐をベースの向こう側に置いた状態でベースタッチさせるというもの。
勿論、嵐は部員達に容赦なく襲い掛かります。お、恐ろしい(+_+)

小次郎兄さん:「これをやりとげることによって
 貴様らはこわいものなどひとつもなくなるのだ!!
ほ、ほんと?(;¬_¬) →小次郎兄さん

この地獄の猛特訓(?)を経て、
土佐丸ナインは明訓を苦しめたあの「殺人スライディング」を体得します、多分。
ちなみに「殺人スライディング」なんて言葉は作中には出てきません。
そのかわりスパイクの刃を研ぐシーン
小次郎兄さん初登場からわずか6ページ目で早くも登場します。
「ピカッ」と光るスパイクの刃、
ザリン」という音と共にヤスリを手にする小次郎兄さん(第13巻191ページ参照)
さらに岩鬼と土佐丸の部員とがあわや大喧嘩、という場面では
「やめろオ、やめんかい!!」
というまことにドスの利いてそうな大喝※註6と共に後姿で登場、
ガシュガシュ」とスパイクを研ぎながら

は……はグラウンドで流すもの

という背筋の凍るようなお言葉をおっしゃいます。ひいい〜っ、ド迫力!
(第14巻158ページ参照)

※註6:小次郎兄さんを語る時、そのお声も重要なポイントです。
やはり、ドスの利いた低音のお声を想像します。
ちなみにアニメ『ドカベン』で小次郎兄さんを演じられたのは
伊武雅刀(当時は雅之)さんです。
『宇宙戦艦ヤマト』の
デスラー総統でございます。
……文句なし、です!私を叱って!(*`▽´*)

弟・武蔵クンは兼本新吾さん。
『巨人の星』の左門豊作ですたい!


研いでいるのがスパイクでなかったら、
即逮捕されそうな凄味がありますねえ。
スパイクだって一歩間違えば凶器ですからねえ。
現に負傷者多数……死人が出るのも時間の問題でしょう!
(言い切っちまうとこがこわいね
死人出たらそらああた、『アストロ』ですわね)

どうも小次郎兄さんには」に対するこだわりがあるようです。
何か忌まわしい思い出でもあるのでしょうか?
妄想癖のある筆者はついつい深読みしてしまいます。

開会式当日の朝には次のようにおっしゃています。

よーし出かけるぜ、の海甲子園球場へ!!
(第14巻より)

の海」ですからね、ああた。
健全なる高校球児が
よりによって甲子園を殺戮の場に変えちまおうってんですから。
これはもう「犯罪」ですねえ、なんておもしろい……。(*^▽^*)
何を言おうとしてたんだが……。
ああ、そうでした、「嵐作戦」でしたね。

打った打球が土井垣クンの脚に当たったり、
そのせいで転倒した土井垣クンの右手を
例のよく研がれたスパイクで踏みつけたり(ひえ、痛そう)
太郎ちゃんが「殺人スライディング」にもめげずホームを死守したり(回転レシーブだ!)
「守るも攻めるもまさに嵐のごとく」の攻防が展開されるのですが、
結果は、「嵐作戦とは機動力だ」と見破ったドカベン・山田太郎によってツーアウト、
続いて打席に立った小次郎兄さんも「死ね〜」と物騒な事を言ってた割にはあえなく三振。
(第16巻より)

ああ、一体「嵐作戦」って何だったの、小次郎兄さん?
つうか、水島先生、描いてる途中で忘れちゃったんじゃない?(ありがち!)
水島先生は色んなことお忘れになっちゃうようですが、
土佐丸ナイン失踪事件」ってのもありました。(?_?)
これも「ドカベン七不思議」のひとつでしょう!
あとの6つは……考えておこう!
(第13巻参照)


ついに同点のまま延長戦へ突入。
ここへきてついに里中クンが頭のケガのせいでギブアップ、
なんと男・岩鬼が登板することになります。

岩鬼:「こいつらのケンカ野球、ケンカにはケンカや」

おお、そうか「ケンカ野球」、そういうことですか!
そして岩鬼は得意の剛速球、但し番場 蛮なみのノーコンで連続デッドボール、
押し出しの一点を与えてしまいます。

小次郎兄さん:「こ、こんなバカな男は初めてだ、
俺達の殺人野球の上をいく男がいた
(第16巻より)

……んなことに感心するのもど〜かと思うけどね(;¬_¬) →小次郎兄さん
それはともかく、
つ、ついに出ました、「殺人野球」!
土佐丸野球とは「殺人野球」だったのね!
思えばここまで長かったわ。
小次郎兄さんが登場してから○○ページ目にしてようやく
この言葉が出てきたのですから。
(おヒマな方は数えてみましょう!)

続けて岩鬼も、
「それともなにかい、やつらの殺人野球を黙って見てろぬ かすんかい」
と言っています。
ようやくお互いの認識が一致しましたわ。めでたい!

その裏、一点を追う明訓、デッドボールで出塁したパンダ・山岡クン(筆者の親戚 !)
バッターは山田太郎、いよいよクライマックス、
ここからの小次郎兄さん、
ウオオ〜ン」という擬音と共に描かれた投球フォーム、
美しいです!(*`▽´*)

山田太郎:「あの犬の遠吠えにも似た速球の唸り……
そして手元にきてあれだけ伸びるタマはいまだかつて見たことがない」

後年、それも勝った方がリーグ優勝という大一番で
小次郎兄さんと奇しくも「兄弟対決」となった弟・知三郎
太郎ちゃんにこう言います。

知三郎:「今の兄貴の鬼のようなあの顔……
一度だけ見たことがある、
山田さんと甲子園で闘った時の兄貴です」
(中略)
山田太郎:「確かにあの時の小次郎さんは凄かった
(中略)まぎれもなく牙をむく闘犬だった
(『ドカベン・プロ野球編』チャンピオンコミックス第28巻・秋田書店刊より)※註7

しかし無念にもその渾身の速球を
太郎ちゃんがサヨナラホームラン!(さあすが主人公!)

※註7:この後年の場面でも小次郎兄さんは155キロのストレートを
太郎ちゃんにホームランされてしまいます。
どうも相性悪いようです(;o;)
試合の方は男・岩鬼の活躍でダイエー優勝となるのです。
(1999年の優勝!)


小次郎兄さん:「あの速球を打たれちゃ負け惜しみを言うこともできねえぜ」
そして持参した高知の土を甲子園にばらまいて
「(冒頭略)血と汗の混じった高知の土だ、俺の青春だ
俺のこの青春は
これから何千何万という多くの甲子園球児を見届けていくんだ

岩鬼:「キザ
(第16巻より)

岩鬼クンに座布団一枚!
やあだ、小次郎兄さんったら、このコメント考えてきたんじゃなあい?(;¬ _¬) →小次郎兄さん
そもそも土を持参してたってことは最初から負けそうな予感があったてこと?
優勝して土まくってのもちょっとねえ……


kojiro3小次郎兄さん:「山田くん、ナイスバッティング(そして太郎ちゃんと握手〜)
里中、ナイスファイトだぜ
忘れないぞ、おまえらのようなバッテリーがいたことを」
(第16巻より)

くうう〜っ、なんて爽やかな!(ちと長嶋さん入ってそうな気もするけど>ナイス連発)
すっかりいいひとになっている小次郎兄さん。
……一体「殺人野球」はどうなっちゃったの?
殺人野球」見たかったのに。
の海・甲子園」、期待してたのにい〜。ちぇっ!(-。-)
そして爽やかな好青年となった小次郎兄さんは甲子園を去っていったのでした。



え〜ん、小次郎兄さん、3年生だから、もう甲子園は終わりだわ、
と嘆いていたら、
土井垣クンへのライバル意識から南海ホークスのドラフト1位指名を蹴って※註8kojiro5
土佐丸高校の監督(今度は監督だけね)として
再び明訓と春の甲子園・決勝であいまみえることとなるのです。
しかし、小次郎兄さんの、この爽やかな好青年ぶりは影をひそめて、
なんつうかシニカルで、やさぐれたというか
すっかりヤ○ザさんのようにガラが悪くなってしまいました。
一体何が小次郎兄さんの身に起こったんでしょう?
誰かとキャラ、ダブってたんじゃなあい?(;¬_¬) →水島先生

※註8:一番クジをひいた日本ハムファイターズが指名したのは土井垣クンでした。
次いで二番クジの南海ホークスが小次郎兄さんを指名しますが、
プライドの高い小次郎兄さんは土井垣クンのあと、ということが超不服、
挙句、土井垣クンが、明訓が敗れるまではプロには行かない、と宣言したのを受けて、
自分は明訓を負かしてからプロに行く、と決めるのでした。(第27巻)


春の甲子園・決勝、土佐丸は雪辱ならず、準優勝!(主人公・太郎ちゃんだしね)
そして運命の夏の甲子園、
土佐丸は初出場の弁慶高校によもやの敗退、
さらに明訓がその弁慶高校に敗れた時(主人公もたまには挫折するわけね)
小次郎兄さんは遂にプロ入りを決意したのでした。
土井垣クンもね!
二人の初対決は「4打席2三振1外飛1投ゴロ」と
小次郎兄さんの勝利〜!やったね\(^O^)/※註9
(第46巻)

その後、南海ホークスは福岡ダイエーホークスとして生まれ変わり
小次郎兄さんも、またドカベンの他のキャラクターもプロの世界で活躍しています。

あの負けん気の闘志むきだしだった小次郎兄さんも、すっかり大人になって
今では静かな男という印象が強いです。
もう「殺人野球」も「の海・福岡ドーム」も
小次郎兄さんの中にはないのね。
ちょっとさびしいわ。

でも、チームの勝利のためには
たとえ観客から「猫飼(ねこかい)のよーわ虫」と野次られようが
宿命のライバル・山田太郎に対して敬遠することも辞さない、という
プロに徹したお姿に私は惚れますね。※註10
(『ドカベン・プロ野球編』チャンピオンコミックス第14巻・秋田書店刊)

※註9:これ以後、二人の直接対決は描かれていません。(2000年10月30日現在)
あれほど二人のライバル関係を強調していた水島先生なのに、

どうしてなんでしょう?
単に忘れてる、もとい、太郎ちゃんにしか興味ないのね?(;¬_¬) →水島先生

※註10:このプロフェッショナル・小次郎兄さんの雄姿を、
しかし作者・水島先生は
あっさりとドブに捨てました!
ダイエー対西武、打席には4番・山田太郎という場面で
アナウンサーにしっかりこう言わせてしまいました。
小次郎はプロに入ってから敬遠は一度もありません
(秋田書店刊・「週刊少年チャンピオン」2000年第45号掲載分より)
お〜い、水島先生、頼みますよお、もうっ (;¬_¬) →水島先生


というわけで、日本一も逃してしまった上に
作者のお覚えめでたい、とは決して言えない
敵役・脇キャラ
小次郎兄さんではありますが、kojiro4
私がついてます、たとえ
いつのまにか年下になってしまった
としても、  なぜじゃ〜 (;o;)
応援(^-^)vしてますわ、横断幕用意して!
だから、来シーズンも
ダイエー優勝個人タイトル獲得
球宴出場もね)目指して頑張って!
フレー、フレー小次郎兄さん!!(^o^)//"""
おっと、神様(=作者)にもお祈りしとかないと。
よろしくお願いしますよ、水島先生!
私から”愛の接吻”送りますからね ( ^3^)チュッ
……あら、逃げないでよ、先生!

ああ、そうだわ、重要なことを言い忘れてるわ。
クリスマス・イブ、My Roomで待ってるから来てね、小次郎兄さん!
流血」話で盛り上がりましょうね(*^▽^*)
イブ・イブからでもよろしくてよ。




今回はかなりミーハーな乗りになってしましいました。
顔文字の乱発にもそのへんが表れていますね。
第一回は割とすんなり書けたのですが、
今回は非常に苦しみました。

最後まで読んでくださった方、どうもありがとうございます。
ご意見・ご感想など頂ければ幸いです。
次回のテーマは少女漫画第1弾、の予定。
「突然蛇足コーナー」が果たしてどこまで続くかヒジョーに不安!


それでは! byパンダ32  


prev next

テレビまんが大全集