新造人間キャシャーン

 

データ
原作/ 吉田竜夫

制作/ 竜の子プロ
画: UMIさん
キー局/ フジテレビ 放送時間/ 火曜7:00PM〜
放映期間/ S48/10/2〜S49/6/25
形式/ 30分1話完結 回数/ 35回
脚本/ 鳥海尽三
演出/ 笹川ひろし 富野喜幸 原征太郎
作画/ 林政行 川端宏 井口忠一

 

主題歌
タイトル 作詞 作曲
たたかえ!キャシャーン 竜の子プロ企画文芸部 菊地俊輔
俺は新造人間 竜の子プロ企画文芸部 菊地俊輔

 

西川幾雄(東鉄也) 山内雅人 武藤礼子 内海賢二 納谷吾朗(ナレーター)

 

解説

 東鉄也は、博士である父の手によって新造人間(ネオロイダー)と化して、ブライキングボスの人類征服を阻止すべく闘う。

(画:ましらさん )

投稿解説

タツノコ・メルヘン路線の『みなしごハッチ』『樫の木モック』『けろっこデメタン』の後番組。本来は『ガッチャマン』の後番組の予定だったものが、『ガッチャマン』の視聴率が良かったために一年の放映延長が決まり、別枠へ移動したため。
5人の忍者隊に対し、キャシャーンは孤高のヒーロー。同じシリアスなSF作品を同時期に放映するということで、どう違えるかが大変だったらしい。
「あっちの博士が南なら、こっちは東だ!」と言ったかどうかは定かではないが。

「たったひとつの命を捨てて、生まれ変わった不死身の体。鉄の悪魔を叩いて砕く、キャシャーンがやらねば誰がやる!」
納谷悟郎さんのナレーションで始まるオープニングは印象的。
真っ直ぐに立つ静のキャシャーンに、画面の奥から近づく動のフレンダー。
フレンダーの吐く炎が「キ」の文字になって「キャシャーン」のタイトルが現われ る。
そして、ささきいさおさんの歌う主題歌に合わせてテンポよく変わる戦いのシーン。

その軽快さとは打って変わって、ストーリーは重く悲しい。
人類の役に立つはずのアンドロイドの暴走、人間の身体を捨てて“新造人間”となって立ち向かうキャシャーン。戦っても戦っても、ロボットに不信感を抱いた人間たちからは排斥される。
孤独を癒してくれるのは、幼なじみのルナひとり。そして良きパートナー、ロボット犬のフレンダー。

すばらしい作品であったが、最終回は残念だった。
『キャシャーン』は全35話。
この中途半端な数字が示すとおり、諸所の事情によって端折られてしまったのだ。
いきなり開発された、ロボットを全滅させるスプレーザーという最終兵器。従順になってしまったブライキングボス。
なんとなく置いてけぼり感を味わってしまった。

しかし、またいつどんなきっかけでアンドロイドやロボットが狂いだすかわからない。
そんなことを考えると、恐いラストでもある。

(文:ちとせさん)

 

 


+--Prev ..... Index ..... Next--+

「イメージイラスト」と「解説」を募集しています。

テレビまんが大全集