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なんと言っても、オープニングの映像は、テレビの30分番組とは思えないほどのスケールで描かれています。
「あ〜あ〜あ〜、響けこだま〜」で、はじまる歌に加え、ゆったりと流れる河、空を飛んでゆく鳥の群れ、それを突き出た崖の上から見つめる白い雄ライオン等々。まあ、全体の構図といいフカンから持ってきてぐるっと回り込んでくるときのレオのカッコよさ。大作の映画を思わせる雄大な仕上がりになっています。
パンジャというのは、アフリカの言葉で、『白い』という意味です。レオの父パンジャは、人間から白い悪魔と呼ばれていました。悪魔と呼ばれる由縁は、彼はジャングルの平和を一手に支えていました。ジャングルのみんなが幸せに暮らせるように、彼らから見た裏切り者の家畜を取って来てみんなに分け与えていました。彼は頭がよく人間にはなかなか捕まらなかったのです。
しかし、ずるがしこいハンターに彼の妻を囮にされて、罠にかかり、「生まれてくる子はレオと名づけてくれ」と言ってパンジャは絶命します。
やがて、囚われの身のままレオは船上で生まれます。嵐で船が沈むとネズミたちにおしえられたレオの母は、彼を単身アフリカへ行かせます。(このシーンの「星になったママ」の歌がまた泣かせます)
そこから、彼の冒険が始まりました。
レオは父以上に、ジャングルの平和と改革を進めます。学校を作ったり、畑で野菜を栽培したり、食用の虫を飼ったりなど、終いには日本語まで覚えたり・・・だんだん荒唐無稽にはなってきましたが、動物たちが平和で豊かに暮らせている彼の王国に私は憧れを持って見ていました。
「ディックとボウ」、ハイエナのデコボココンビが、何か因縁をつけたり悪巧みの時によく歌ってました。ウエストサイドストーリーさながに二本足になって指を鳴らしながら・・・最後の落ちがいいです。「ディックとボウ!二人合わせてデクノボウ!」
(文:にいぼし郁さん)
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