W・3(ワンダー・スリー)

 

データ
原作/ 手塚治虫 制作/ 虫プロダクション
画: ニャンちゅう
キー局/ フジテレビ 放送時間/
日曜7:00PM(〜35)
月曜7:30PM(36〜)
放映期間/ S40/6/6〜S41/6/27
形式/ 30分1話完結 回数/ 56回/52話
脚本/ 若林一郎 手塚治虫 唐十郎
演出/ 手塚治虫 杉山卓 鈴木良武 柴山達雄 高橋良輔
作画/ 杉山卓 中村和子 大貫信夫 三輪孝輝

 

主題歌
タイトル 作詞 作曲
ワンダー・スリー 北川幸比古 宇野誠一郎

 

白石冬美(ボッコ) 近石真介(プッコ) 小島康男(ノッコ) 沢田和子(真一)

 

解説

 手塚治虫の名作。
 地球を銀河系に残しておく価値があるかどうかを調査するため地球に送られたボッコ、ブッコ、ノッコと、地球の真一少年との物語。
 スウィング調の主題歌も愉しい。


《W3事件》
 『鉄腕アトム』が大好評だった虫プロは、次のアニメ企画を用意していた。カラー版『アトム』にも登場した「ナンバー7」である。が、「ナンバー7」はスタジオゼロが漕ぎ出していた『レインボー戦隊ロビン』と設定が近かった為に、ボツになってしまう。
 そこで急遽虫プロはスパイ星光一を主人公に、映画『007』のSF版のような企画『W3』を立てる。大人が主人公だった為、子供ウケを考え、宇宙リス・ボッコというキャラクターも設定した。
 ところがこの宇宙リス・ボッコの設定そのままにチャッピーが活躍する『宇宙少年ソラン 』が他局でスタート。企画が盗まれたと激高した手塚治虫は、『W3』『ソラン』の両作品に関わっていたSF作家の豊田有恒氏に情報漏洩の疑いをかける。そして豊田氏は虫プロを追われることに。
 本件に関し豊田氏は、著書《日本SFアニメ創世記》で疑惑を否定しているが、手塚先生との間にできてしまった溝については、ずっと辛く思っていたと告白している。
 『W3』の漫画連載も当初は《少年マガジン》に掲載されていたが、『宇宙少年ソラン』が《少年マガジン》で始まることを知った手塚治虫は連載を引き上げ、《少年サンデー》で新たに連載を始めてしまう。
 これが世に云う《W3事件》のあらましである。

 

 


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