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ギブソン派? マーチン派?
ギブソン派か、マーチン派か… 強いて云えば、ギブソン派かな、僕は。
ギブソンはロックの匂いがぷんぷんするでしょ。勿論マーチンだって数多くのロック・アーチストが愛用してきて、ニール・ヤングみたくがっしゃんがっしゃんやってる豪傑もいるけど、ギブソンはロックしか通用しないみたいなところがロックかな… と。ロゴも含めて。見た目は大事(笑)
僕のJ-45は67年製だから特にネックが細くてね。エレキ・ギターみたいで、握り下ろしただけで気持ちはロック(^ー^)
ホント云うとね、ネックの細いアコギは弾きにくい。アジャスタブル・ブリッジのギブソンはただでさえサスティンが弱いのに、弦間隔まで狭いこのギターはアルペジオを弾くには不利。そのかわり僕のJ-45(この「僕の」ってところが大事ね(笑))はストロークをした時、どんなギターにも真似できないエモーションのある音を出す。泣きそうなくらいの。
マーチンD-35はアルペジオもストロークもいける。アルペジオはひとつひとつの音の粒立ちが良くて、うっとりするようなきれいな音を出す。ストロークもボリウムのある優等生。初めてマーチンを触った人は誰も、ギターってこんないい音を出すんだ… って思った筈。そして弾きやすい。
でもそのソツのなさがね、僕には似合わなくて面映ゆい。音が素晴らしいのがマーチン、好きな音はギブソン… んな感じかな。。。
だから僕はフラット・ピッキングにしろ、フィンガー・ピッキングにしろ、ストロークはギブソン、アルペジオはマーチンもしくはヤマハって使い分けている。
そのヤマハがまたGood。僕の持っているL-8Sっていうのは、ハミングバードを意識したカタチをしていて、ギブソン風な乾いた音がする。それと、マホなのにとっても重たい。
ハタチの時、見た目だけに惚れて新品を買ったんだけど、その時はあんまりいい音しなくて。それまで使っていたヤマハの安いフォークギターの方がよっぽど鳴るじゃんって、ちょっとがっかりした覚えがある。
それが1〜2年使った頃かな、突如いい音になった。サスティンが伸びて、とにかくボリウムが大きいというか、「うるせぇよお前!」っつーくらいデカイ音が出るように。<僕の声がデカイから、ギターも負けじとデカイ音になったんじゃないか… という説も^-^;
DRのようなブライトな音がする弦は、このヤマハには張れない。鳴りすぎちゃうの。死にかけてるくらいの弦が調度いい。
路上でライブをやった時は、迷わずこのギターを選んだ。アルペジオだってピックアップなしでいけちゃう(爆)
このヤマハは大当たりだったな。
弦のはなし
弦は、ギブソンにはghsブロンズのミディアム・ゲージを張ってる。ギブソンはミディアムを張るのがやっぱり「らしい」音がすると思う。で、フォスファーじゃなくブロンズ。そして張りたてのジャリンジャリンした音は好きじゃない。張り替えてちょうど2週間目くらいかな、、、 あのあたりの音が一番いい。
正直、マーチンもヤマハも、何を張ろうが弦にはそんなに拘りはない。でもギブソンは、デキの悪い生徒みたいに、なかなか一筋縄じゃいかない。弦なりの音がするというか、鳴らない弦は鳴らないし、相性のいい弦はグッとシブい音を出す。そこがまたロックなんだけど(爆)。そうして辿り着いたのがghs。
ところがこのghsのブロンズがなかなか見つからないだよ〜。エレキ弦ならどこの楽器屋さんにも置いてるけど、ghsのアコギ弦ってまず見ない。どうなってるの?
仕方ないからいまはネットの通販で、九州のお店から購入してる。なじぇに九州?(T▽T)…って、九州のお店の人も思っていると思う(笑)
マーチンにはSPのフォスファー・ブロンズのライト・ゲージか、JOHN PEARSEのフォスファー・ブロンズのライト・ゲージを。繊細な音と弾き心地が楽しめる。
ヤマハにはずっとヤマハ弦を張ってたんだけど(これがまた相性がいい)、いまはElixir NANOWEBのライト-ミディアムを。長持ちするってことと、このギターはアルペジオ専用に使ってるって理由で(とりたててElixirがいい音をするとは感じてない)。
このライト-ミディアムっていうのは、1弦から3弦までは012〜024のライト・ゲージで、4弦から6弦が035〜056のミディアム弦のセット。ベースがぶんときて、高音のチョーキングがしやすくて、なかなかアルペジオ向きでしょ? 気分的なものかもしれないけど(笑)
このライト-ミディアムがね、また見つからないだよ〜。Elixirのライトやカスタム・ライトはどこでも置いてるんだけどにぃ〜。
カポタスト
なかなか見つからないと云えば、カポ。
普段はね、SHUBBを使ってるんだけど、ライブのようにオーディエンスを前に弾く時は昔ながらのゴムカポを使いたい。よくある赤や青のフックが2つ穴のちゃちなやつじゃなくて、ちょっとシブめの色した、穴はシングルでゴムがダブルのやつ。あれ。
そりゃSHUBBの方が優秀に決まってるけど、SHUBBは見た目な〜んかすかしてるでしょ?(爆)。人前じゃゴム・カポを使いたい。ルックスは大事(んが、キースもいまじゃSHUBBカポ使ってるみたいだね(T▽T))。
でも流行らないのか、これまたなかなか見つからない。すぐダメになっちゃうし。
メンテナンス
ギターは他には小学生の時から使っているガット・ギターがあって、アコースティックは以上。
ギターを飾っておく趣味はないんで、弾ききれない本数を持っていてもしょうがないし、弾いてあげてないとダメになっちゃうから、これくらいが調度いい。家が狭くて置き場がないっつーのもあるけどf^_^;
一度ね、マーチンとヤマハはダメにした(笑)。
80年代はね、全然弾いてあげなかったの、アコースティックは。バンドをやってたし、折しもバンド・ブームで、フォーク・ギターは持ってるだけでカッコ悪かったからね〜。
で、もっぱらテレキャスばかり抱えてて、アコギはケースに入れたままベッドの下に…。
これがいけなかった〜。
ある日、アコースティックの音が必要になって、久々に引っ張り出したら、2本ともネックが思い切り反っていた。ねじれまで起こしてて。
自分でトラスロッドを回したけど、弾きやすくはならなくて。おまけに音ももこもこ(T_T)
だからって見切るのはしのびないんで(高かったしね)、それから弾きにくいなりにちょこちょこ弾くようになって、ケースに仕舞わないでスタンドに吊すようにしてたら、3年くらいですっかり治った。自然に(笑)。弦高は低いわ、弾きやすいわ、音は鳴るわ。
いまは弦は張りっぱなしで、いちいち緩めるなんて面倒っちいことはしないけど、ネックが反ることはないし、ブリッジが浮いたりお腹が膨らんだりすることも全然ない。
保管に必要以上に神経質になってる人がいるけど、出しっぱなしでいつでも弾いてあげるのが、一番の維持法だと実感。
里子(T-T)
手放したギターも何本か。
ギブソン、ギルド、ヤマハ、キャッツアイ、珍しいところでグレコのアコギの12弦。
どれも友人宅や、飲み屋に。「このギターはあげるけど、邪魔になったりして要らなくなったら、売ったり捨てたりしないでオレに返して!」って(爆)
愛着のある物の行く末(幸せにやってるのか、ツライ思いをしているのか)は気になるからね〜。それをぼくは「ギターを里子に出している」と、称してる。
(2004.1.15)
あたらしいギターを買いました
ライブ用に新しいアコースティック・ギターが欲しかったの。
小振りで軽くて持ち運びしやすくて、多少の悲劇があっても惜しくないような価格の(笑)。あと、いま持ってるギターにはピックアップの工事をしたくないってのもあって。
で、いろいろ物色していて選んだのがギブソンJ-200。小さいのを探してて、何故かいちばんデカくて重たいのを買っちゃったという…(T▽T)
いや、最初はマーチンの000とか、ギブソンならL-00、あと財布の中身を照らし合わせて現実的な問題としてKヤイリのスモール・ボディとかね、、、その辺を見てたの。ちょっとブルージーで、ラグ・タイムとかにも合いそうなヤツ。
でもね、自分がそれを抱えている姿を想像すると、どうも似合わない。第一、ラグ・タイムなんて弾かないじゃん、オレ(笑)。弾けないし(爆)。
僕の作った歌と、それをストロークでかき鳴らしながらバカでかい声で怒鳴っている自分を想うと、行き着くのはJ-200だった。見た目もいかにもロックだし。
J-200ってね、図体がデカイし、メイプルだし、弦が太いし、音量も大きいしで、何だかとっても大雑把な印象があったんだけど、弾いてみるとね、決してそんなことはなかった。
力強いストロークにはそれこそ近所迷惑なくらいのレスポンスを発揮し、やさしく弾けばやさしく弾いたなりの、ブルーズを弾けばまったくもってブルージーな、アルペジオをすれば豊かなサスティンで、オールマイティに弾き方や曲に合わせてくれる。この反応の良さには、正直驚いた。期待を遙かに上回っていた。
僕が手に入れたのは一応新品なんだけど、95年製のデッド・ストック。つまり弾き込まれないまま年月を経てしまった物(その分、かなり安く買えた)。
それで最初は敬遠してたんだけど、触ってみるとナットやサドルに起因する弾き難さを除けば、音としてはとっても満足のいく物だった。ず〜んとした箱鳴り、音量、音色、、、 ギブソン独特の歯切れの良さを十分に備えながら、甘いトーンも持ち合わせていた。ナットやサドルは後から調整すれば弾きやすくなるしね。
そりゃオールドのJ-45とは音の深みや味みたいなものは比較にならない。それに現行のギブソンは昔のものとは材質そのものが違うから、弾き込んだところでオールドみたいな音にはならないとも聞く。
でもね、持ってるギターが全部同じ音がしてたんじゃしょうがない。渋いうっとりするような音色が欲しい時はオールドを手に取ればいいんだし、このJ-200には“若い”なりの硬さと爽快さがある。
そういうわけでこのJ-200は、近いうちにナットだけを替えてもらって(1弦と6弦の溝がOUTぎりぎりでね、ローコードを押さえると掌の腹が触れちゃったり、チョーキングやビブラートをかけると弦が落ちちゃう)、取り敢えず“持ち出し用”ということで、がんがん活躍してもらおうと。
そこで、ピックアップ。
僕は一度もアコギにピックアップというものを取り付けたことがないので、何がどうやらさっぱりわからない。
知っている人に訊いても、云ってることがみんなまちまちでね〜。ハイランダーがいいだの、iビームにしろだの、いまの主流はブレンドだの、、、 そりゃそうだわ。ギターによって相性も違うだろうし、その人の弾くスタイルによっても取り付け位置とかいろいろあるだろうし。
まあ十人十色の話を参考にさせてもらいながら、試行錯誤かな。予算にも限界があるから、大したことは望めないケド( ̄― ̄°)
弦のはなしふたたび
前回、「通販で入手している」と書いたghsの弦。先日たまたま寄った横浜の楽器店に置いてあった!!!
で、即購入!と手を伸ばしかけたら、やはりghsなんだけど、ブロンズ弦とは若干デザインの違ったパッケージが目に止まった。「VINTAGE BRONZE」とある。
英語なのでテキトーに斜めに仕様を見ていたら、「85/15」の表記が。
をををっ! あったんだ!! ghsにも「85/15」のブロンズ弦が!!!
この「85/15」という数値は、ブロンズの合金率(銅/錫の比率)を表しているらしい。いまは「80/20」が主流で(っつーか、主流はフォスファーか)、「85/15」はま〜〜〜〜〜〜〜〜ず何処へ行っても見ない。以前は、ダダリオでこの「85/15」をよく見た。安くてね。その安さが却って仇になったのか、これも陳列棚から消えた。いい弦だったのに。
そうそれでこの「85/15」のghs VINTAGE BRONZE。
早速張ってみたけど、ギブソンにはベスト・マッチング。ふくよかな低音。あったかい中音。男っぽく歯切れのいい高音。抜群のマイク乗り。もうこれ以上のものはないというくらい。
アコースティック弦に関しては、過去、本っっっ当にいろいろ試してきた。
ダダリオ、マーチン、ヤマハ、ジョン・ピアーズ、アーニー・ボール、DR、アダマス、エリクサー、エヴァリー、、、 その中でもブロンズ、フォスファー・ブロンズ、コーティング弦、、、 まあ誰でもやってると思うけど。
これまでギブソンに合うなぁと思ったのは、1)ghs ブロンズ 2)マーチンSPブロンズ 3)ダダリオ85/15グレート・アメリカン・ブロンズ。2)は何処でも手に入るが、1)はなかなか無い、3)はもう全く見ない現状。
そしてとうとう辿り着いた「ghs VINTAGE BRONZE」(T-T)。文句なし(J-45をお持ちの方はお試しあれ)。
弦についても、最近は考え方が変わってきた。
昔はね、張りたてのシャキシャキした弦がいいと思ってた。弦も1週間もすれば死んでくるし、そのままどんどんぽそぽそしていくしね。
でもね、新しい弦でないと鳴らないギターっていうのは、ギター自体が鳴らないんだよ。
ちゃんと鳴るギターっていうのは、弦が死んでもとってもいい音をさせる。というか、ある程度日数が経って弦自体の主張がなくなってからの方が、そのギター本来の音を出す。逆に云えば、弦のポテンシャルが落ちると共に音のポテンシャルも落ちるギターっていうのは、ギターそのものが良くないんだね。
先日、あるミュージシャンのマーチンを触らせてもらったら、心にしみる音をしていた。
弦の話になって「何を張ってるんですか?」って訊いたら、ディ・アンジェリコだって云うんだけど、「2ヶ月くらい替えてないんです」なんて恥ずかしそうに笑ってた。
だけど2ヶ月張り替えてなくたって、よく弾き込まれているギターっていうのは、あんなにいい音をさせてる。
んなわけで僕はいま、例えばライブがある時なんかは、その日から逆算して10日前に弦を張り替えるようにしてる。あんまり古くなりすぎて、ステージの途中で切れるのもヤだから。
J-200については、どの弦を使うかは研究中。ghsでもいいんだけど、J-45となるべく差別化を図りたいし。
(2004.3.15)
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