ソング大百科 ミニモニ。ソング大百科1巻

ミニモニ。

 

 私ゃ安倍なつみが好きだ(爆)。
 僕のMacのスタート・アップ・スクリーンには50枚のなっちが登録されていて、パソコンを起動する度にいろんななっちがランダムに僕に微笑みかけてくれる。それだけで再起動も楽しいじゃないか! <かなりやられてる

 が、音楽的好みで云えば、あいぼんに尽きる。
 加護亜依の声は、久々のヒットだ。思い切りPOPに立っている。あの顔の半開きの口の舌も半覗き状態であの声が出た日にゃ、ちょっとやそっとじゃアタマから振り落とせない存在になってしまふ。

 どんなになっちが好きでも、モーニング娘。のCDは購入したことはなかったが(こうした割り切り方は昔から。どんなに好きなアイドルでも、感心しない楽曲は買うに値しないと思っている)、ミニモニ。のアルバムは買ってしまった(笑)。

 『ミニモニ。ソング大百科1巻』。
 ミニモニ。の1stアルバム&ベストアルバム。オリジナルの新曲7曲に、これまでに発売されたシングルの収録曲のうち『ミニハムずんたかたった!』を除く9曲を加えた合計16曲を収録。
 …ということらしい。

 ハム太郎好きの娘が一時期よく口ずさんでいた『ミニハムずの愛の唄』や、集中的にたれ流しされていた『ミニモニ。ジャンケンぴょん!』『ミニモニ。テレフォン!リンリンリン』『アイン!ダンスの唄』等、お馴染みの歌が収録されていた。

 歯に衣着せずに云わせてもらえば、僕は全くつんく♂を買っていない。
 モー娘。が出るテレビ番組をいいトシこいて追いかけてはいても、CDを買わなかった理由はそこにある。センスがちょっと古いのだ。

 センスが古いというのは、今の時代にマッチしていないということではない。
 説明がちょっとややこしくなるが、例えば時代に対して古い歌というのは、決して悪いものではないのだ。昔の歌のカバーが流行ったりするのも、結局はそういうこと。昔のものだろうが最近作られたものだろうが、良いモノは良いのだ。
 僕が思うつんく♂の古さというのは、つんく♂という人そのものの古さというか… 喩えが悪いけど、つんく♂のアイドルへの楽曲の提供の仕方・プロデュースの仕方というのが、財津和夫が松田聖子に『白いパラソル』を書いていたような、長渕剛がつちやかおりに「デ〜トの相手は、ひみつ♪」と歌わせていたような、20年前のタイプの古さ。伝統芸にはならない古典。

 モー娘。の勢いで売れてはいるけれど、冷静に楽曲だけを取り出して聴いてみると、ちょっとそれはヒドイだろ… ってなものが、つんく♂の曲には少なくない。
 いい例が、チョ・ナンカン(草なぎ剛)の歌った曲。“フォークギターを手にした中学生が初めて作った歌”みたいなお粗末さ。歌う本人も厭じゃなかったのかなと、気の毒に思ってしまう。

 そうした“ダサ”さが、逆に功を奏す場合がある。『ミニモニ。ひなまつり』。この歌はツボに入ってしまった。一年中聴けないところが季節モノの哀しさだが、この中途半端に古くさいメロディは、あいぼんの声にまさにぴったり。

 こんなことでいいのか! と自問自答しつつ、春が過ぎ、夏が過ぎ、秋が来て、冬になろうとしている今も、「ひなまちゅり〜♪」をCDと一緒に口ずさみながら、幸せな気分に浸っている(笑)。

 


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