SUPERSTARS of the 70'S SUPERSTARS of the 70'S

omnibus

 

 ドラマ『ランチの女王』のエンディング『喜びの世界(JOY TO THE WORLD)』を懐かしく聴いて、スリー・ドッグ・ナイトのアルバムを久々に掛けようと思ったら、レコードが見つからない。レコード棚を左から右に5往復くらい血眼したけど無い。。。
 誰かに貸したままだったかな…?

 無いとなるとどうしても聴きたくなる(笑)。
 そこで思い出したのが、中3の時に廉価で買った2枚組のオムニバス。その中に『喜びの世界』か『オールド・ファッションド・ラブ・ソング』のどちらかが入っていた筈。

 と、あったよあったよありました。こっちはすぐに見つかりました。K-TELから出ている『SUPERSTARS of the 70'S』。帯には「日本ではじめての“複合レーベル”による豪華な組み合わせ」とある。
 ピンでCDが売れない今でこそ、レーベルを越えた“70'S”や“80'S”といったオムニバス・アルバムが出まくっているけど、僕がこのアルバムを買った頃は「日本ではじめて」がホントかどうかは定かじゃないが、珍しいことは確かだった。

 で、この2枚組のトップを飾っていたのが、スリー・ドッグ・ナイトの『喜びの世界』でした。久々なせいか、また、ちゃんと聴く気になって聴いたせいか、イイね〜(笑)。
 ついでだからと続けて聴いていくと、次はもうすっかり忘れていたグラス・ルーツの『恋は二人のハーモニー』。ちょっとクサイんだけど、そのクサさがいま聴くとたまらなくイイ。当時は近すぎてちょっと敬遠しがちだった70年代の音楽が(その頃は50'Sや60'Sの方を好んで聴いていた)、時を経て輝いて感じる。80年代の音楽のようなスカスカさもなく、ハナにつく程コマーシャリスティックなメロディがいい。覚えやすいしね。

 Tレックスの『テレグラム・サム』に、ママス・アンド・パパスの『マンデー・マンデー』、ステッペンウルフの『ワイルドで行こう』、クリフ・リチャードの『しあわせの朝』が続く。堪らないんだけど、笑っちゃうでしょ(笑)。

 グレン・キャンベルの『恋はフェニックス』、ホリーズの『バス・ストップ』、シーカーズの『ジョージー・ガール』なんてのに混じって、アニマルズの『朝日のあたる家』や、ピンク・フロイドの『夢に消えるジュリア』なんて曲も。選曲の妙もある。

 2枚目はTレックスの『ジープスター』で始まって、トニーシェリダンとビートルズの『マイ・ボニー』(70'Sじゃないじゃん(爆))。
 プロコル・ハムの大ヒット『青い影』に、ライチャス・ブラザースの『アンチェインド・メロディー』、カウシルズの『雨に消えた初恋』、ビージーズの『メロディ・フェア』。そこにJBの『セックス・マシーン』や、クリームの『ホワイト・ルーム』、ジミヘンの『紫のけむり』、そしてスレイド(!)の『だから君が好き』なんてのが挟まっている。でもって、ラストがウイルマ・ゴイクの『花のささやき』!!<笑っちゃいけない(笑)

 どんなことを考えながら、中学生だった僕はこのアルバムを聴いていたんだろう…?

 その頃はまだ洋楽全般の知識も乏しくて(偏ってディランとビートルズとロッドばかり聴いてたからね)、何の予備知識もなしに、とにかく“洋楽”が聴きたくて聴きたくて、むさぼりつくようにレコードに向かっていた時期だったと思う。
 この収録曲が、どんなところに位置する音楽なのかも知らないまま、いろんなタイプの曲があるな〜 なんて喜んでいたのかもしれない。

 他にもママス・アンド・パパスのヒット『夢のカリフォルニア』、フレダ・ペインの『バンド・オブ・ゴールド』、チュアメン・オブ・ザ・ボードの『時をかけてよ』、フレイミング・エンバーの『ウエストバウンドNo.9』、ショッキング・ブルーの『悲しき鉄道員』、アストラッド・ジルベルトの『イパネマの娘』、ジョン・メイオールの『花をつまないで』等々、バラエティというか、節操がないというか、嫌いな曲もないわけじゃないけど、いいんだか悪いんだかのわからなさ加減も含め、今まとめて聴くには嬉しいオムニバス。素晴らしいことだけは、十分伝わる。

 テープにでも落として、クルマで聴くのにいいね。そもそもレコード盤は面倒くさくて、最近は掛けていないから。

 


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