放課後 放課後
作詞・作曲 吉田拓郎
DUO

 

 DUOについてはね、何のデータも情報もない(笑)。
 2人の名前も僕は知らない。レコード・ジャケットにも、プロフィールの記載もファンクラブの入会案内もない。このレビューを書くに当たってネットで検索をかけてみたけど、何の情報も得られなかった。きっと誰も知らないだろうな… DUOなんて。

 でも『放課後』って歌がアタマから離れなくて、20年位ずっと中古店を探し回ってた。《えとせとら》にも注文出したりして。
 それが一昨年だったかな… ネット・オークションで偶然見つけて。だ〜れも入札してないから、300円でゲット(笑)。

 DUOは他に『亜麻色のリリス』ってシングルを出していたと記憶している、財津和夫かなんかが作った。アルバムはリリースしたのかなぁ… ホント、まったくわからない。
 その後NEVERLANDってレイジー関係のグループに、どっちかが参加したって話があったような無いような…

 もう確かなものが何ひとつ無いんだけど、この『放課後』だけはこびりついてる。拓郎の書き下ろしで、誰がどう聴いても“拓郎節”。それがどういう経緯でこの2人がこの歌を歌うことになったのかよくワカラナイほどのミス・マッチ。
 そうそう、《ぎんざNOW!》で歌ってるのを観たことがあるな〜。その時もやけにショボイなぁと思った記憶がある。

 だけどイイ歌なんだよ、これが。
あの女(ひと)の決めたアパートで一人
明日の事など考えず
吸いかけのうす赤い煙草などふかしてみたョ
 主人公は高校生だろうか。年上の女性のアパートに転がり込んで、自堕落な愛をむさぼっている…
 “あの女(ひと)”はもしかしたら学校の女性教師かもしれない。イケナイ人ねと云っていつもこのアタマを撫でる延長線上。
誰とどの人が大人なの 本当の
あの女教えてくれたんだ
「いつまでもここに居ていいわ」とシャワーを浴びた

つらいのはきっと僕じゃない
それでもあなたは笑ってる
目がまわる 目がまわる 身体がまわる

これが僕だよ 見て欲しい
これが今だよ 見て欲しい

授業時間は終わった 授業時間は終わった
飛び出せ 外へ飛び出せ Wh …
 沢田研二の『危険な二人』とも違う、リアルな不安が漂ってるよね。
 日記のような実像ばかりを書いている拓郎にしては珍しい“ドラマ”仕立て。

 僕は高校3年生だった。同い年のガール・フレンドとは別に、仲良くしてくれていたハタチのお姐さんがいて、そのお姐さんに対し甘えたいという憧れと同時に、セックスへの期待を抱いていたのも否めない。
 性的好奇心や欲求を、つきあっていたガール・フレンドに向けなかった(そういう対象として考えていなかったように思う)っていうのは、どこかまだピュアだったのかもしれない(お姐さんとは「やりたい」って思ってたくせに、ピュアってのも変だけど)。

 ところで『放課後』のジャケット、《地球音楽ライブラリー・吉田拓郎》(TOKYO FM 出版)の解説を見ると「ギターとテニス・ボール(意味不明)を持った2ショットが…」とあって、確かにテニスボールは意味不明だなと(笑)。
 で、レコード盤(ピクチャー・レコード)の写真を見るとやはりテニス・ボールを握っていて… って、おい、よく見るとテニス・ボールじゃなくて洋梨なんだよ!これが(爆)。
 あ、じゃあジャケットでテニス・ボールと思っていたのは洋梨だったのか !? ともう一度ジャケットをよく見ると、やっぱりテニス・ボールなんだな、これが(猛爆)。

 テニス・ボールと洋梨…。
 わからん(笑)

 


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