毎日がクリスマスだったら I wish it could be Christmas everyday
作詞・作曲 鈴木さえ子

鈴木さえ子

 

 クリスマス・ソングは、スタンダード・ナンバーが好きかな。
 この場合の“スタンダード・ナンバー”は、僕が生まれる前からあったような曲のことね。例えばレノンの『Happy X'mas』とか山下達郎の『クリスマス・イブ』なんてのも、もう立派なスタンダード・ナンバーだけど、自分の中ではどうも新しい(笑)歌に思えてならない。

 やっぱり幼稚園の頃から歌ってた『赤鼻のトナカイ』とか『きょしこの夜』、ビング・クロスビーの『White Christmas』や、映画『レモン・ドロップ』の主題歌だった『Winter Wonderland』を聴くと、「あ〜、クリスマスだぁ」って気分になる。『ジングル・ベル』も好きだし(爆)。

 「毎日がクリスマスだったらなぁ…」
 僕のクリスマスに対する想いは、子供の時のそれと変わってないんだよね。

 で、宗教色の薄い日本じゃ、クリスマス・ソングっていうとどれもこれも恋人同士のラブ・ソングでしょ。日本のクリスマスは、恋人たちが主役みたいなもンだからね〜。
 だから何か僕が思うところの“クリスマス”のイメージとはちょっとズレがあって(まあ、僕が幼いのかもしれないけど)、達郎の『クリスマス・イブ』やユーミンの『恋人はサンタクロース』っていうのはあまりピンと来ない。同じユーミンなら『12月の雨』の方が、クリスマスとはちょっとカンケーない分、12月の雰囲気の歌としては好き。

 そんなこんなで日本のアーティストのクリスマス・ソング(になるのか?)の中で特に好きなのが、鈴木さえ子の『I wish it could be Christmas everyday』。まんま「毎日がクリスマスだったら」(笑)。
輪になって眠れば おんなじ夢みれるかな
夜のカーテン閉じて 窓をそっとあけよう
瞳をそっと とじよう
 なんか、子供の頃のクリスマスが甦ってくるでしょ。
輪になって眠れば おんなじ夢みれるかな
朝になってはかってみれば 背の高さちがうかな
同じ気持ちでいれるかな
 とてもいとおしい詞だよね。
夜が明ける前に
眠りの姫よ起きなさい
 鈴木さえ子は、ご存知ムーンライダースの鈴木慶一夫人。松尾清憲なんかも在籍してたシネマってグループでドラムを叩いていた。
 あ、CMソングのも有名だよね。日清の「すぐおいしい〜、すごくおいし〜♪」とかね(笑)。
 他にも並べてみると、丸美屋「ナイス24」、SONY「WALKMAN」・「ブラックトリニトロン」、高砂殿、 カネボウ「ファミリー化粧品」、有楽町西武オープニング、トンボ「モノボール」、 花王「フロリア」、亀田製菓「白い風船」、ファニー、スバル「ジャスティー」、 クレアラシル、AGF「カフェスタ・カフェオレ」、大塚製薬「ポカリ・スウェット」、 資生堂「ヘアコロン・シャンプー」・「スーパーマイルド・シャンプー」、タケヤ味噌、 ミスター・ドーナッツ、タカラブネ「クリスマス・ケーキ」、桃屋「豆腐料理」、 エーザイ「ザーネ・クリーム」、日清「チキン・ラーメン」、大正製薬「フマキラー・ベープ」、 小学館「マミー」、トラバーユ、筑波科学博覧会 日立2号館テーマ曲、 資生堂「Do&Be」、味の素、丸井スポーツ館、マックスファクター、 カゴメ「野菜牧場」、PARCO、ダイハツ「シャレード」、ビクター「S-VHS」、 セキスイ企業CM、パイオニア「ウェイブ」、CX企業CM、大関「本生」、 日立「フィット・レディ」、タカラ「CANチューハイ」、ビオレU … いっぱいあるね(笑)。

 『I wish it could be Christmas everyday』にはバージョン違いがあって、それはアレンジだけじゃなく詞も異なる。で、こっちの詞もまたイイ。
天使たちも家路に着くよ クリスマスの夜は
兵士たちも手を休めて 互いに向い会う
微笑みがもどる

(中略)

苦い想い出や 悲しいことや
ままならない時も
月の光に打ち明ければと
ずっと信じてきた ほらきっと届くはず

(中略)

胸が踊るよ プレゼント
時間(とき)めぐり廻っても
PaPa & Mam' は皆それぞれ
ひとりしかいない 家路へと帰る
眠りの国 「おやすみなさい」
 レノンも歌ってるように、「とにかく今夜はクリスマスなんだから」と。
 鈴木さえ子の歌にも、そんなぬくもりを持ったやさしさがあるよね。もちろん、クリスマスの楽しみ方は人それぞれ。
 でも、ひとつ云えるのは、小確幸を感じられる時… それがクリスマス。

 


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