SANDII'S HAWAI'I

SANDII

 

 ここ数年、梅雨明けイチバンに聴くことにしているアルバムがこれ、『SANDII'S HAWAI'I』。
 僕はもともとハワイアンが好きで、夏になると民族音楽的古典ハワイアンから、ハーブ太田や果 てはバッキー白片までたくさんのハワイアンCDをとっ替えひっ替え流しているんだけど、中でもこの『SANDII'S HAWAI'I』は極上のハワイアン・アルバム。

 ハワイアンって、コンテンポラリーという点ではボサノバとも相通ずるところがあるんだけど、決定的な違いはボッサのような高度なジャズ理論的要素がハワイアンにはないってとこ。
 ハワイの音楽は素朴で朴訥、根の明るさをメジャー・セブンスで着飾っちゃうなんてことは決してしない、ブルーな気持ちを溜め込まない、青い海と青い空と青い山の響きなのです。

 ウクレレにしてもスラックキーにしても、フツーに1度と4度(もしくは3度と5度)で鳴らしても、そこには西洋音楽にない1度と4度の響きがあって、その奥の深さというか浅さというか(笑)が、何故か胸に響振するんだよね。

 そんなハワイの音楽の心地よさを、古典からポップまで含め、抜群のセンスの良さで選曲したこのサンディーのシリーズは3作(『SANDII'S HAWAI'I 2』『SANDII'S HAWAI'I 3』)出ていて、どれもお薦め。
 加山雄三やサザンのカバーなんかも混ざってるんだけど、1作目に入ってる『WAKALE NO ISOCHIDOLI(別れの磯千鳥)』は特に絶品。

逢うが別れの初めとは
知らぬ私じゃないけれど
切なく残るこの想い
知っているのは磯千鳥

 日本では故・近江俊郎さんによってヒットしたこの歌は、日系二世のフランシス座波氏の作。そんなことを想いながら聴くこの歌の郷愁はたまらない。
 イントロ出だしのオルガン(アコーデオン?)の音だけでも、えも云われぬぬくもりを味わえます。

 そうそう、どこかで前に有線から流れる『WOMAN』(John Lennonの)のカバーを聴いて、うわぁ〜、いいなぁ〜・・・ って思ったら、それもサンディーでした。おまけに、この3アルバムを合わせたベスト版(『The Very Best Of Sandii's Hawai'i』)のみに収録(-_-#) 。

 


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