恋する夏の日
作詞:山上路夫 作曲:森田公一

天地真理

 

 クルマのラジオから天地真理の『恋する夏の日』が流れてきて、つい聴いちゃったんだけど(いいじゃねェか!(笑))、あらためてきちんと聴いてみるとすごいね〜、この歌は。

 まずイントロ。
 ブン・ブブン・ブ・ブブ〜ブ〜ブ〜ブのベース音が、次にすぐさま入ってくる軽快なブラスを引き立てつつも、「ヒットを狙っています!」といった主張もあって、力が入ってる。
 ブラスの旋律は、僕らの世代にとっては懐かしいことこのうえなし。

 そして歌。

 「あなた〜を待つ〜の、テニスコ〜ト♪」

 う〜ん、印象的な出だしでありながら、なおかつ「テニス♪」の音の切り方でまたもポイントを稼いでる。
 そしてブレイク!

 「木〜立ちの中残〜る白い…♪」

 で決めたかと思いきや、「朝〜もや〜♪」と、まさにもや〜っとした声(笑)。
 「朝〜もや〜♪」だよ、「朝〜もや〜♪」。この付け足しのような「朝〜もや〜♪」って何なんだ? (爆)

 この歌って詞先(歌詞が先にあって、それにメロディを付ける意)なんだろうか? だとしたら、素晴らしいセンスだよね。「木立ちの中残る白い朝もや」という詞を見て、「…白い」で区切らないよ、普通 。おしりに無理矢理「朝〜もや〜♪」をくっつけたりもしない。

 同じメロの繰り返しのあとは、

 「こ〜としの夏〜、忘れない〜♪」

 と、澄み渡る青空を想わせる流麗なメロディ。何故かクレイジー・キャッツの「ゼニのな〜い奴ぁ、俺ンとこへ来い! 俺もな〜いから心配すんな♪」のあとの「見〜ろよ青い空〜、白い雲〜♪」への展開を思い出す(蛇足)。

 当時、天下無敵の天地真理。立て続けのヒットのあと、もう狙いに狙って作られたんだろうね、この歌は。全編がサビ。
 聴く者を決して休ませない、これでもか、これでもかのジャブの連打。絶対、よそ見できない。

 作詞は『今夜かしら明日かしら』の山上路夫(わかんない言い方するなよ!(^o^;))。
 作曲は、当時のキャッチーなメロディならお任せの、森田公一。そう云えばこの人が手掛けた桜田淳子のヒット曲の大半も、サビのオンパレードみたいな構成のものが多い。

 閑話休題。

 このあとにまた音切りの

 「あ・い・す・るこ〜とを〜、は・じ・め・て知った〜♪」

 と、印象を持たせるようなメロディが続き、「ふたりの夏よ〜♪」と一気に駆け上がっておいて、またブレイクだ!!(マリンバ、ついて来いよ〜!)

 「消えないでねどうか〜ずぅっとぉ〜♪」

 す、すごすぎ(゚-゚;

 


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